― 汗・ムレ・かゆみを増やさないために ―
「夏になると、なぜかかゆみが増える」
「洗剤は変えていないのに、暑くなると調子が悪い」
アトピーがある方にとって、
夏は特に肌トラブルが起きやすい季節です。
原因は汗や紫外線だけでなく、
衣服の素材や着方が影響していることも少なくありません。
この記事では、
夏にアトピーの人が衣服の素材で気をつけたいポイントを整理します。
▶ 衣服選びの基本はこちら
・アトピーの人が衣服の素材で気をつけたいポイント
夏にありがちな衣服の影響
夏の衣服は、
- 汗をかきやすい
- ムレやすい
- 皮脂や汚れが残りやすい
という条件が重なります。
その結果、
- 汗が肌に長時間残る
- 衣服との摩擦が増える
- かゆみや赤みが出やすくなる
といった状態になりやすくなります。
夏に比較的向いている素材
綿(コットン)
夏でも基本として選びやすい素材です。
メリット
- 吸湿性が高い
- 肌あたりがやわらかい
- 比較的刺激が少ない
注意点
- 厚手の綿は汗を含むと乾きにくい
- 汗が残るとムレやすい
👉
薄手・通気性のよい綿素材がおすすめです。
シルク(絹)
汗をかきやすい人にとって、
夏でも選択肢になる素材です。
メリット
- 吸湿・放湿性に優れる
- 摩擦が少ない
- ムレにくい
注意点
- 価格が高め
- 洗濯に気を使う
👉
インナーとして部分的に取り入れるのも一案です。
夏に注意したい素材・着方
化学繊維(ポリエステルなど)
夏は特に影響が出やすい素材です。
理由
- 汗を吸いにくく、肌に残りやすい
- ムレやすい
- 静電気や摩擦を感じることがある
👉
スポーツ時などで使用する場合は、
- 長時間着続けない
- 汗をかいたら早めに着替える
といった工夫が必要です。
ピタッとした服・重ね着
- タイトな服
- 肌に密着するインナー
は、汗が逃げにくく、
かゆみにつながることがあります。
👉
少しゆとりのあるサイズ感を意識すると、
ムレや摩擦を減らしやすくなります。
夏の衣服で見落としがちなポイント
濡れた服を着続けない
汗や雨で濡れた服をそのまま着ていると、
- 冷え
- ムレ
- 摩擦
が重なり、肌への負担が増えます。
👉
可能であれば着替えを用意するだけでも、
肌の調子が安定しやすくなります。
首・脇・ウエスト周りに注意
夏は特に、
- 首元
- 脇
- ウエスト
など、汗が溜まりやすい部分にトラブルが出やすくなります。
👉
縫い目やゴムが強く当たらないデザインを選ぶのも一つです。
まとめ|夏は「ムレを溜めない」意識を
夏の衣服選びでは、
- 薄手で通気性のよい素材を選ぶ
- 汗をかいたら早めに着替える
- 密着しすぎないサイズ感を意識する
といった工夫だけでも、
肌への負担を減らせることがあります。
夏はどうしても条件が厳しくなりやすい季節です。
試しながら、自分に合う夏の衣服の形を探していきましょう。
▶ 季節別の衣服対策をまとめて読む
・アトピーと衣服|素材・季節別の考え方まとめ
※本記事は医療的な診断や治療を目的としたものではありません。