― 乾燥・重ね着・静電気に注意 ―
「冬になると、肌が乾燥してかゆみが増える」
「暖かい服を着ているのに、なぜか調子が悪い」
アトピーのある方にとって、
冬は乾燥と刺激が重なりやすい季節です。
保湿や洗剤に気をつけていても、
衣服の素材や重ね着の仕方が影響していることがあります。
この記事では、
冬にアトピーの人が衣服の素材で気をつけたいポイントを整理します。
▶ 衣服選びの基本はこちら
・アトピーの人が衣服の素材で気をつけたいポイント
冬にありがちな衣服の影響
冬の衣服は、
- 乾燥しやすい
- 重ね着が増える
- 静電気が起きやすい
という条件が重なります。
その結果、
- 摩擦が増える
- 肌の水分が奪われやすくなる
- かゆみや赤みが出やすくなる
といった状態になりやすくなります。
冬に比較的向いている素材
綿(コットン)
冬でも基本として取り入れやすい素材です。
メリット
- 肌あたりがやわらかい
- 静電気が起きにくい
- 直接肌に触れても刺激が出にくい
注意点
- 厚手の綿は乾きにくい
- 汗をかくと冷えやすい
👉
インナーは薄手の綿素材を選ぶと使いやすくなります。
シルク(絹)
冬の乾燥対策としても選ばれる素材です。
メリット
- 摩擦が少ない
- 吸湿・放湿性に優れる
- 乾燥しにくい
注意点
- 価格が高め
- 洗濯に手間がかかる
👉
肌の調子が不安定な時期のインナー用途として向いています。
冬に注意したい素材・着方
ウール(毛)
冬の定番素材ですが、
直接肌に触れると刺激になりやすい素材です。
理由
- 繊維が硬くチクチクしやすい
- 摩擦刺激が起きやすい
👉
ウールは
インナーの上に重ねる使い方がおすすめです。
化学繊維(ポリエステルなど)
冬は静電気が起きやすく、
刺激を感じやすい季節でもあります。
注意点
- 静電気が発生しやすい
- 乾燥した肌に刺激が伝わりやすい
👉
インナーとして使う場合は、
着用時間を短めにすると負担を減らせます。
冬の衣服で見落としがちなポイント
重ね着しすぎない
防寒のために重ね着をすると、
- 摩擦が増える
- 締め付けが強くなる
ことがあります。
👉
暖かさだけでなく、着心地も重視すると、
肌への負担を減らしやすくなります。
静電気による刺激
冬は静電気によって、
- パチパチとした刺激
- 衣服が肌に貼り付く感じ
が起きやすくなります。
👉
静電気が気になる場合は、
- 綿インナーを挟む
- 化学繊維同士の重ね着を避ける
といった工夫が役立ちます。
まとめ|冬は「摩擦と乾燥を増やさない」意識を
冬の衣服選びでは、
- 肌に触れる部分は綿やシルクを基本に
- ウールや化学繊維は重ね着で調整
- 静電気・締め付けをできるだけ避ける
といったポイントを意識するだけでも、
肌の負担が軽くなることがあります。
冬は条件が厳しくなりやすい季節です。
試しながら、自分に合う冬の衣服の形を探していきましょう。
▶ 季節別の衣服対策をまとめて読む
・アトピーと衣服|素材・季節別の考え方まとめ
※本記事は医療的な診断や治療を目的としたものではありません。